食費を節約するためにどんな対策をしていますか?
「食材が安いお店を利用しているよ」
「まとめ買いで安く購入しているよ」
「食費の上限を決めて購入しているよ」
様々な対策に奮闘している主婦の皆さんがいらっしゃると思います。
しかし、そんなに節約効果があがらないと悩んでませんか?
食費が節約できない原因は、”食べられるのに廃棄される食品”を減らす対策ができていないからです。
料理を15年以上してきた著者はたくさんの失敗を繰り返して、フードロスを減らし月に5,000円程食費を節約することができています。
食費の節約方法は様々ですが、フードロス=お金の無駄遣いですので、まず無駄なフードロスを削減することが大事になります。
この記事ではフードロスを減らす対策をご紹介します。
【フードロス対策 基本3選】
- 食品の買い過ぎ・作り過ぎを減らす
- 残り物を処理する日を作る
- 冷蔵庫の整理整頓
【個別のフードロス対策】
- 自分に合ったフードロス対策をする
自分の料理スタイルを調べる方はコチラ - 宅配利用でフードロスの料理経験を増やす
フードロスをしてしまう3つの要因
食費を節約するために、フードロスの要因をしっかり把握しましょう。
消費者庁データの食材を捨ててしまう理由ランキングを紹介します。
食べきれなかった
一番多い食べきれなかった要因は、買い過ぎ・作り過ぎです。
- 足りなくなった時のために、念のため多めに購入
- セールをしていたので、お買い得と思いまとめ買い
- 予定外の外食が入り、作り置きが残ってしまった
傷ませてしまった
食材を傷ませてしまう要因はいくつかありますが大体が計画不足や間違った保管方法です。
- 使用期限の短いものを先に使わず傷んでしまった
- 買い過ぎてしまい使用期限までに処理できなかった
- 予定外のものを購入してしまい、使うのを忘れていた
- 冷蔵庫の整理ができておらず、何があるのか把握できていない
賞味・消費期限が切れていた
要因を考える前に賞味・消費期限について理解しておきましょう。
- 賞味期限→おいしく食べることができる期限
- 消費期限→過ぎたら食べない方がよい期限
最も気にするべきは消費期限です。
賞味・消費期限が切れてしまう要因は『食材を捨ててしまう理由2位:傷ませてしまった』と同様とケースが多いです。
フードロスを防ぐ対策法3選
フードロスを防ぐ対策法を3つ紹介します。
一番効果あり!食材の買いすぎ・作りすぎを減らす
フードロスの一番の要因は、食材の買い過ぎ・料理の作り過ぎです。
予定にない食材を買い過ぎると、計画が崩れやすく冷蔵庫の保管が難しくなることからフードロスリスクを高めます。
節約のために安い時にまとめて買うことはかしこい買い方ですが、無駄にしてしまうとかえって高くつくことに。購入する時は使用期限内に使い切れるかをしっかり考えましょう。
まとめ買いをするなら、常温で長期保存できるものがおすすめ。おかずが足りない時にも使えるし、防災用食品としても代用できますよ!
残り物を処理する日を作る
料理をどんなに計画的に考えても、購入した商品が同じタイミングで全て無くなることはほぼありません。料理後に必ず少しずつ食材が残ります。その状況で新たな食材を購入すると、残った食材の使用を忘れてフードロスすることになります。
少しずつ残った食材を処理する日を意識して作ることが大切です。
残り物を処理するおすすめレシピを少し紹介します。
主食へ
- チャーハン
- 焼きそば
- カレー
- 野菜炒め
- お好み焼き
漬け込み系へ
- 漬物
- ピクルス
- ラタトゥイユ
汁物系へ
- 味噌汁
- 洋風スープ
冷蔵庫内の食材の置き場所を決める
冷蔵庫の中を見て大体の物の把握ができますか。
冷蔵庫が整理できていないと何の食材があるのかわからず、料理の計画が立てれません。
机の上が散らかってたら、仕事が整理できないのと一緒!冷蔵庫が散らかってたら料理の計画も上手に進まないよ!
物が増える分、収納難易度が高まります。
自分が冷蔵庫に常備しているものは何か、どのくらいの収納場所が必要か考えましょう。
私の場合は、豆腐や納豆・卵・こどものお弁当用おかずは常にあるかな!調味料のお味噌やお醤油も場所をとるから要確認!
食材を種類や使う用途別に分けて収納することで迷子が減らせます。
自分の生活に合った料理スタイル別のフードロス対策
生活スタイルは人それぞれのため、料理スタイル・フードロスリスクの種類も人によって変わります。料理スタイル別のフードロスリスクを理解して対策をしましょう。
下記の図であなたはどのタイプになりますか?
自分の持っている時間の中で実現可能なもの・気分的に負担が少ないもので考えてください。
私の場合は買い物が苦手なのでまとめ買いで行く回数を減らしたいな。料理時間はあるからDタイプかな。
自分に合った料理スタイルのフードロス対策を見ていきましょう。
料理スタイルA:こまめに購入して、まとめて作る
- 買い物に行く時間がある・負担に感じない
- 料理はまとめて作っておきたい
料理スタイルとしては、購入したら2~3日分の料理をまとめて作るといったタイプ。こまめに購入して、早めに使うことから冷蔵庫の保管が基本になるため冷蔵庫の整理が重要になります。
- 使用期限が短いものを使った料理から作って食べる。
- こまめな買い物のため、こまめに冷蔵庫内の食材の確認をする。
料理スタイルB:まとめて購入して、まとめて作る
- 仕事をしているため、買い物や料理する時間をなるべく少なくしたい
- 買い物や料理にかける時間が負担に感じる
料理スタイルとしては、時間があるときにまとめ買いをして作り置きをするタイプ。数日後の料理までまとめて行うということで、一番計画性が必要になります。
- 必ず残り物を処理する日を作る
- 前半メニューに「冷凍できない」「日持ちしない食材」で計画する
- 後半メニューに「冷凍できる」「日持ちする食材」で計画する
料理スタイルC:こまめに購入して、毎日作る
- 買い物・料理とも時間に余裕がある
- その日の気分で料理を作りたい
- まとめてレシピを考えることに負担を感じる
料理スタイルとしては、毎日メニューを考え・買い物をして料理するという一定のリズムを続けたいタイプ。分けて作業を行うため時間が他タイプより必要になります。毎日のサイクルで買い物・料理をするため保存する食材は少ないですが、使用しなかった食材の管理が必要になります。
- 次の日のメニューを考える時には必ず残り食材を取り入れる
- こまめな買い物のため、こまめに冷蔵庫内の食材の確認をする
料理スタイルD:まとめて購入して、毎日作る
- 買い物に行く時間がない・負担に感じる
- 毎日料理をする時間はある
料理スタイルとしては、まとめ買いをして毎日料理をするタイプ。
Dには更に2つのタイプに分けることができます。
①まとめ買いをする際、作るメニューを大体決めて購入する(Bタイプに近い)
②とりあえず使えそうな旬な食材をまとめて購入して、毎日組み合わせを変えてメニューを決める
D①は作るのを毎日にしているだけでB(まとめ買い・作り置き)タイプに近いです。Bタイプのフードロス対策も読みましょう。
D②は計画せずに持っている食材からメニューを考える為、料理経験が必要になります。
- 思いつきで料理をするため、使用しなかった食材がでやすい
⇒在庫を処理する日を必ず作る - 食材の使う順番をしっかり把握しておく
- 後半に使うものは劣化しないように正しく保管する
簡単にフードロス対策するなら宅配サービスがおすすめ!
まだ「料理スタイルが決まっていない方」や「料理の負担が大きいと感じる方」はまずは宅配利用をおススメします。著者も子育てで時間や心に余裕がなくなった時に利用してすごく助かりました。
(関連記事)料理ができない新婚さんおすすめ!宅配サービスで学ぶ料理のテクニック
宅配サービスの実例紹介
宅配サービスといえば、食材が届くだけと思われる方が多いかもしれません。宅配業者によっては、レシピ付きの食材セットなど便利なものもたくさんありますので興味のある方はぜひお試しください。
宅配されるキットは使い切りメニューになっているのでフードロス対策におすすめです。
使い切りの料理をたくさん作って手軽に料理経験をつけることができます。
\ まずはお試しから /
「フードロスを減らす方法」のまとめ
【フードロスになる3つの要因】
- 食べきれなかった
- 痛ませてしまった
- 消費・賞味期限が切れていた
【フードロス対策3選】
- 基本は買い物は少なめに!購入時にはいつ・何に使うか考えることが大事
- 必ず余る食材がでるので、残り物を処理する日を意識的に作る
- 冷蔵庫の整理整頓
【料理スタイル別のフードロス対策】
買い物や料理の頻度など料理スタイル別のフードロス対策をとる必要がある。
スタイルが決まってない人は宅配を利用することでフードロスの料理の経験を積むことができる。
今回は「食材の無駄を減らして食費を節約する方法、フードロス対策」について解説しました。