ダイソン掃除機V10とV8の違いを徹底比較！初心者向けに解説

dyson(ダイソン)は掃除機として人気が高く、スティック掃除機を購入するなら候補にあがりやすいメーカーです。

しかし、ダイソンは高額なものが多く、コスパのよい型落ちモデルを探している方も。

型落ちモデルで人気の商品と言えば「V10シリーズ」「V8シリーズ」ですが、モデル名・型番が多いため比較が難しくなっています。

今回の記事では、ダイソン掃除機V10とV8について以下の内容をご紹介します。

ダイソン掃除機V10とV8の違い

ダイソン掃除機V10とV8は、現在では型落ちモデルのため価格も下がり、セール対象になることも。

ダイソン掃除機のシリーズは「V7」「V8」「V10」とVから始まるものが多く、Vの後の数字が大きいほど高性能になりますが、価格も高くなります。

そんなに高性能なスペックはいらないから、安くコスパがいい掃除機が欲しいという方に人気なのがV8やV10です。

しかし、V8とV10ではデザイン・機能が大きく違うので、違いを理解したうえで購入を検討しましょう。

	V10	V8
形状	ゴミカップが直線	ゴミカップが垂直
ゴミの捨て方	①パイプを外す ②下にスライドでゴミを出す	上にスライドでゴミを出す ※パイプはつながったまま
フィルターの数	1つ	2つ
吸引力	V8の約30％UP	標準
本体の重さ	2.58kg	V8：2.55kg V8slim：2.15kg
最長使用時間	60分	40分
充電時間	3.5時間	5時間
運転モード	省電力・通常・強	通常・強

形状・ゴミの捨て方

V8シリーズからV10シリーズで一番の変更点は本体の形状です。

V8シリーズまではサイクロン・クリアビン・モーターの配置が垂直になっていましたが、V10シリーズでは一直線に並ぶ直線的な配置になりました。

直線的な配置になることで、空気の流れがさらに効率的になり、V8よりも吸引力が向上しています。

また、クリアビンの位置が変わることでゴミ捨て方法が大きく変わりました。

V8シリーズはパイプがついたままでもゴミ捨てができるワンタッチ式でしたが、赤いレバーを上げてゴミを落とす仕様のため、ゴミが飛び散りやすいという意見もありました。

V10シリーズは直線になることで、パイプを取り外してからのゴミ捨てになりました。赤いレバーを下げてゴミを落とす仕様なり、ゴミの飛び散りも軽減されました。

フィルターの数

V8シリーズにはプレモーターフィルター、ポストモーターフィルターの2つのフィルターがあり、それぞれの手入れが必要でした。

V10シリーズではフィルターユニット１つになり、手入れが楽になりました。

吸引力

V10シリーズはV8シリーズより約30％吸引力がアップしました。

本体の重さ

	V10	V8
本体の重さ	2.58kg	V8：2.55kg V8slim：2.15kg

本体の重さはV10・V8ではほぼ変わりません。

しかし、V8シリーズの中のV8 slimはコンパクト・軽量化されたモデルで重さが2.15kgと約15％軽くなりました。

最長使用時間・充電時間

	V10	V8
最長使用時間	60分	40分
充電時間	3.5時間	5時間

V10シリーズは使用時間がV8シリーズより20分長いも関わらず、充電時間が3.5時間で済みます。

使用時間が長くなった理由の一つに、後述する省電力モードがV10シリーズ機能で追加されたことがあげられます。

運転モード

	V10	V8
運転モード	省電力・通常・強	通常・強

V10シリーズではV8シリーズに無かった「省電力モード」が追加され、吸引力を3段階変えることができます。

毎日、こまめに掃除をする方にはおすすめの機能です。

ダイソン掃除機V10・V8の商品一覧【商品を知る】

あなたにあったダイソン掃除機を選ぶ前に、V8・V10 シリーズにどれだけ商品があるのかを知っておきましょう。

実は、V8・V10シリーズと言っても、発売から何度も色や付属品を変えて販売されており現在では数多くのモデルがあります。

V8シリーズ：2016年から発売
V10シリーズ：2018年から発売
V8slimシリーズ：2019年から発売

V10・V8は種類が多い

ざっと私が調べたV8・V10のモデルが以下になります。

さらに、型番でもっと細かく分かれます。

（例）同じV10 Fluffyでも型番違いがある

①SV12FF LF
②SV12FFLF BK（公式販売モデルの色違い）　

シリーズ名・型番の見方

ややこしいシリーズ名や型番の見方を紐解いていきます。

ダイソン掃除機V10・V8の選び方【商品を選ぶ】

実際には多くの種類があるように見えるダイソン掃除機（V8・V10）ですが、比べるのはたった３つ。

シリーズ

シリーズは大きく分けて３つ

V10とV8の違いは前章「ダイソン掃除機V10とV8の違い」で解説していますので参考にしてください。

V8 SlimはV8と基本性能は同じですが、女性や年配の方でも使いやすく軽量化されたモデルになります。

	V8	V8 Slim
パイプの長さ	72㎝	65.8㎝ （約6㎝短い）
パイプの直径	3.6㎝	3.0㎝
パイプの重さ	284ｇ	202ｇ
ヘッドサイズ	幅25cm 高さ6cm 奥行き11cm	幅25cm 高さ5cm 奥行き8cm
ヘッドの重さ	ソフトローラークリーナーヘッド：766ｇ ダイレクトドライブクリーナーヘッド：698ｇ	スリムソフトローラークリーナーヘッド 423ｇ
フィルタカバーの色	青紫	紫クリア ※フィルターの状態が見やすい

色・デザイン

ダイソン掃除機のイメージとしては紫×赤が強いですが、実は様々なバリエーションがあります。

付属品

最後の付属品が数が多くやっかいです。

「どの型番にどの付属品がついているか？」を確認するのではなく、「どの付属品が必要か？」を先にチェックしましょう。

付属品は単品購入もできるので、後から増やすこともできます。

付属品	画像	商品説明
ソフトローラークリーナーヘッド		フローリング・畳向けのヘッド
ダイレクトドライブクリーナーヘッド		絨毯・カーペット向けのヘッド
ミニモーターヘッド		ナイロンブラシでベッド、布団、ソファなどに入り込んだゴミや髪の毛を取り除きます。
毛絡み防止スクリューツール		ペットの毛や髪の毛絡みを防止。 すばやく毛を巻き取って吸い取ります。 ベッドや車のシートなどの掃除に最適です。
隙間ノズル		狭い隙間や届きにくい場所のお掃除に便利です。
コンビネーションノズル		先端にブラシがあり、用途によってブラシを出したりひっこめたりして使用できます。
フレキシブル 隙間ノズル		伸びて曲がり、狭い隙間の掃除に便利なフレキシブル隙間ノズル。 掃除しにくい場所のゴミに。
ハードブラシ		硬いナイロンブラシが玄関の砂ぼこりや泥汚れ、車内のフロアマットなど、こびりついた頑固な汚れに適したツールです。
ミニソフトブラシ		デリケートな表面のホコリをやさしく掃除します。
布団ツール		布団やマットレスからホコリ、ゴミ、ハウスダストを取り除きます。 ベッド、ソファー、クッションやデリケートなファブリックの掃除にも最適。 ツールが布地に張り付かないように設計された極めて広い開口部。精密に設計されたパイプが、吸引力を端から端まで最適化するように空気の流れを配分します。
延長ホース		通電しないツールと組み合わせ、61cmまで伸ばして曲げられるので、家や車の中の高い場所や低い場所を掃除できます。 さまざまなツールと組み合わせ、さらに奥まで届く らせん状に巻かれた丈夫なワイヤーを2層の耐久性の高いプラスチックで挟み込んだ柔軟な構造により、使用しないときは元の状態に戻ります。
アップトップアダプター		高い場所のお掃除に使えるツールです。 天井や背の高い家具の上面、窓やドアフレーム、ランプシェードなど、お掃除しにくい場所でもゴミやホコリを取り除けます。
収納用ブラケット		本体やツールを収納しながら、充電することができます。
フロアドッグ		充電できる便利な収納用ドックに、 お掃除ツール(5点)が標準セットになっています。

V10・V8は古いモデルのため、新品ではなく整備済品も多く出回っています。販売店情報もしっかり確認しましょう。

ダイソン掃除機V10・V8の違いについてのまとめ

ダイソン掃除機V10とV8には以下の違いがありました。

全体的には、V10が大きく機能が向上していました。

型落ち品は在庫が少なくなる一方ですので、コレだ！と思ったタイミングでGetしてくださいね。

ダイソン掃除機V10・V8についてよくある質問

ダイソンV10・V８についてよくある質問を一部ご紹介します。