本記事では、リアルなシラミの画像は一切出てきませんので安心して読み進めてください。
子どもが最近、頭を痒がっていると思ったらシラミがいたよ!
園児や小学生の子どもを育てていると、突然訪れるシラミ事件…。
一刻も早くどうにかしたい!という思いで本記事にたどりついたと思います。
急いでいる方は、とりあえずシラミ対策のアイテムと買い揃えましょう。
\シラミ用のクシは必需品!/
\成虫だけじゃなく卵にも効く/
本記事では、実際に子どもにシラミがうつった実体験をもとに、以下の内容をわかりやすく解説します。
我が家は1週間でほぼ解決できました。
子どもにシラミがうつった時の対処5ステップ
子どもにシラミがうつった時、どうすればいいのか…。
一瞬にして頭が真っ白になり「病院に行くべき?」「シラミシャンプーで対応すればいいの?」と疑問が次々に思い浮かびます。
自宅で成虫をみつけることができれば、小児科や皮膚科に受診する必要はありません。
シラミ駆除薬品は市販のお薬しかないからです。
病院でできることは、成虫が見つからずシラミの卵か判断できないときに、実際に卵を顕微鏡で見て確定診断することです。
シラミは自宅で根気よく対処するしかありません。
著者が実際に子どもにシラミがうつった時、行った対処は以下5ステップ。
家族全員の頭髪をチェック
【私の体験談】
娘にシラミに感染しているのがわかったとき、最初にしたのは家族全員の頭髪のチェック。
シラミは家族間でうつりやすいため、一人が感染すると全員感染している可能性が高いです。
以下の場所でシラミの卵は付きやすいので、確認してみましょう。
- 頭皮の近く
- 耳の後ろや首筋
- つむじ
成虫は黒く見つけにくいですが、卵は白く見つけやすいです。フケとは違い、払っても動かず取れにくいです。
専用クシ・専用ローションを購入
【私の体験談】
家族全員が感染していたので、シラミ駆除に必要な商品を調べました。
調べた結果「シラミ専用のクシ」「シラミ専用ローション」をAmazonで即購入しました。
Amazonのプレミアム会員ということもあり翌日には商品が手に入りました。
市販されているシラミ専用の製品は、具体的には以下のような製品があります。
- 細かい歯の専用クシ
- シラミ除去効果のあるシャンプー
- シラミを駆除するパウダー
- シラミを駆除するローション
とにかく必要なのは専用クシ!!最初、使い捨ての目が細かいコームで対応してましたが、小さい卵は取り除けませんでした。
スミスリンのシャンプーは有名ですが、ネットや知人の口コミで「あまり効果がなかった」と聞いたため、私は購入しませんでした。
選んだのはアースの「シラミ専用ローション」
- 卵にも効く
- シャンプーによっては成虫にしか効かない商品もあります
- 殺虫成分不使用
- 無添加処方
- 界面活性剤の不使用
- パラベンの不使用
- 香料・アルコール・着色料の不使用
シャンプーやローションにも「シラミ用くし」は付属していますが、目が荒いので卵は取れにくいです。
【私の体験談】
商品が届くまでは、とにかく子どもの頭を丁寧にシャンプーをして「目の細かいコーム」で髪をとぎました。※最初は卵も多く肩に落ちるのでシャンプーハットを付けました。
卵は無理でも、ある程度の成虫は取り除けました。
商品が届いたら毎日朝・晩は「シラミ専用コーム」で卵の駆除。
ローションは2日置きに3回使用。
必要があれば散髪
必要があれば散髪も検討にいれましょう。
【私の体験談】
子どものシラミの感染で、息子より髪の長い娘の方が被害が大きかったです。
髪が長いと卵も見つけにくく、専用くしも使用しにくかったので肩上まで散髪しました。
美容室も検討しましたが緊急を要すること・拒否される場合もあることから自宅で対応しました。
髪が結べる程度にしたので、散髪の下手さがバレにくかったです。
無理に短くする必要はありませんが、シラミの駆除の効果を上げることができました。
寝具や衣類の洗濯と高温乾燥を徹底
シラミは寝具や衣類にもうつる可能性があるため、洗濯と高温乾燥を徹底しましょう。
特に、以下のようなアイテムは注意が必要です。
- 枕カバーやシーツなどの寝具
- タオルや帽子など、頭部に接触する衣類
- ソファーカバーやぬいぐるみなど、頻繁に触れるアイテム
シラミは60度以上のお湯に5分間以上浸けると死滅します。自宅に乾燥機付きの洗濯機がある方は、毎日寝具・衣類を乾燥機で高温乾燥させましょう。
自宅に高温乾燥させる洗濯機が無い方は、使用したカバーを袋に密封して3日以上使用しないようにしましょう。
シラミは吸血できない環境では2~3日で死滅します。
【私の体験談】
初日は子どもにタオル帽子をかぶってもらいましたが、寝相の悪さですぐ外れました。
毎日こまめにシーツや枕カバーを洗濯機で洗濯⇒高温乾燥させていました。
定期的に再チェック
商品が届いて1~2日で大幅に改善はしましたが、完全に見かけなくなるには1週間かかりました。
完全に駆除するためには、定期的な再チェックが必要です。
【私の体験談】
念のため2週間は続けたこと
- 毎日、朝・晩の子どもの頭チェックは欠かさない
- 目視だけでなく、念のため「シラミ用くし」を毎日使う
目視ではいないと思っても、「シラミ用くし」を使うと見つかることもありました。
シラミの感染原因と家庭内での予防策3選
今回のシラミ事件をきっかけに「感染原因」と「予防策」を調べました。
感染原因は髪の毛の接触による感染です。
特に幼稚園、保育園、小学生低学年など集団で過ごすことが多い子どもに多くみられます。
直接的な接触以外にも、タオルや枕、脱衣カゴを共用することで間接的に感染することも。
私の子どもは園児と小2で、習い事のプールでも共用カゴでした。
シラミの感染を拡大しないための予防策を以下3つにまとめました。
直接的な頭皮同士の接触を避ける
シラミは、人の頭皮同士が接触することで簡単に感染します。
シラミ駆除が落ち着くまでは、互いの頭の接触は避けるようにしましょう。
特に、家族で1人しか発症していない場合は、お互いに意識をして感染の拡大を阻止することが大切です。
とはいえ、寝かしつけをしている方はなかなか難しいですよね。割り切って、根気よく付き合っていきましょう。
個人の帽子やタオル、ヘアブラシの共有を避ける
シラミはタオルや枕、ヘアブラシを共用することで間接的に感染することもあります。
シラミが落ち着くまでは、これらのアイテムを家族間で共有しないようにしましょう。
お互いにうつしあってしまうと、シラミが長引くことになります。
定期的な頭皮チェックと清潔な髪環境を維持する
シラミの予防には、「定期的な頭皮チェック」や「清潔な髪環境」が非常に効果的です。
以下のような習慣が意識しましょう。
- 週に一度は、特に耳の後ろや首の後ろなどを中心に頭皮チェックを行う
- 子どもが洗えているか定期的チェック
- 長い髪は結んでおくとシラミがつきにくくなる
シラミ感染時の心理的ケア3選
シラミ感染で忘れがちなのが、心理的なケア。
「ちゃんと髪を洗ってなかったから」と不潔なイメージ
「どこから感染したのか」と犯人探し
間違った認識と対処は、子どもや周囲の方への心へダメージを与えます。
シラミ感染時に私が意識した心理的ケアを3つご紹介します。
感染した子どもへの正確な知識の共有
シラミに感染すると「自分がちゃんと洗えてなかったから」と自分を責めてしまいがちです。
シラミ感染は恥ずかしいことではありません。
感染した子どもには、シラミがどのようにして人から人へと移るのか、なぜ清潔にしていても感染するのかを説明しましょう。
実際に、シラミ感染は誰にでも起こり得ることです。
- 身体的接触が原因で移ることが多い
- 清潔さとは無関係に感染する
- 誰でも感染する可能性がある
これらの事実を知ることで、子ども自身がシラミ感染に対する正しい理解を持ち、恥ずかしさや孤独感を和らげます。
周囲への対応
シラミ感染をわかってから、周囲への対応も意識しました。
特にまだ小さい園児はよくわからずに「頭に虫と卵がいるんだ~」と周囲に伝えてしまう可能性があったからです。
周囲の方が皆、シラミに対する正しい知識があれば問題ないのですが、「うつったらどうしよう」という不安や「気持ち悪い」という嫌悪感は完全には消せません。
子どもには「病気のようにわざわざ自分から相手に伝えなくて大丈夫だよ。相手が不安になるだけだからね」と伝えました。
周囲への対応は、基本的に保護者の方が判断して行いましょう。
【私の体験談】
私が周囲へ対応したこととしては、子どもの習い事のプールを欠席とともに「シラミの報告」をしました。プールへ周知したことで、拡大を防ぐようにしました。
小学校への報告は自分の小学校で確認したところ不要のようでしたので、行いませんでした。
子どもの小学校を確認してみましょう。プールの時期は拡大防止のためにも報告するのがおすすめです。
今後のシラミ感染の不安を取り除く
一度シラミ感染すると、ちょっと痒いだけでも不安になってしまいます。
子どもの不安を和らげるために、定期的な頭皮のチェックを行い「いないから大丈夫だよ」と伝えてあげましょう。
想像力が豊かな子どもにとってシラミは大きな衝撃を与えるものです。
ちょっとした言葉かけが、子どもの心のアフターフォローになりますよ。
シラミが子どもにのまとめ
今回は、子どもにシラミがうつった際の体験談から、具体的な対処法から感染原因と予防策、さらに心理的ケアに至るまで詳しく解説してきました。
シラミを発見したときの絶望感は計り知れませんが、まずは落ち着いて一つひとつ対応していきましょう。
以上の対策とケアを踏まえた上で、もしシラミ感染が疑われる場合や予防策についてさらに知りたいという方は、専門の医療機関や信頼できる情報源を参考にしてください。
家庭内での適切な対応が、子どもたちの健康を守る第一歩となります。
本記事の情報が役に立ち、一人でも多くの親御さんの力になるとうれしいです。
\シラミ用のクシは必需品!/
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